【読んだ本】この国を出よ
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本
大前研一、柳井正共著の「この国を出よ」を読みました。
この本は2010年に発売された本なので内容はそれ程新しくないのですが、いま読んでも十分通用するものでした。
柳井正さんが政治のことを書くのは大変珍しいので、興味深く読みました。
この本の趣旨
・この国の政治や教育はダメだ。
この国は多大な借金を抱えており、財政破綻は時間の問題である。
日本経済は諸外国にどんどん抜かれて競争力を失っている。
・政治家は選挙ばかり気にする選挙屋しかおらず、日本の財政を立て直す有効な政策を全く打ち出せていない。
・諸外国では英語は必須だが、日本人は英語が使えない人が多すぎる。
諸外国では教育に力を入れているが、日本はゆとり教育をはじめ、取り残されている。
・この国は税制改革をして、資産に税金をかける資産税を導入すべきだ。
・日本人はこの国を出て、諸外国から学んでくるべきだ。
そうして、またこの日本に帰ってきてこの国を立て直していって欲しい。
感想
前半は政治や教育の批判ばかりで正直鬱な気分になりました。
日本はもうだめだな、と。
日本の財政破綻は避けられそうもないように思います。
自衛するためには資産の一部を外貨にしたり金にしておいたりする必要がありそうです。
また、日本を出て海外で生活する経験も必要だと思いました。
海外旅行ではなく、短くとも一ヶ月くらいは滞在する必要があるかと。
なかなか移住するとなると子どもの学校のしがらみなどもあり大変ですが、一ヶ月くらいの語学留学などなら可能かも。
まあ、やれる範囲で出来る手段を模索していきたいと思います。
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