【おすすめ本】10年後の教室〜ICTで変わる学びの未来/これからの教育が変わりつつある。全ての親に読んで欲しい本!
10年後の教室 ICTで変わる学びの未来
山内祐平編
をKindleで読みました。
子どもたちは将来、今はない職業に就く?
「今年小学校に入学した子供たちの65%は、大学卒業時に今はない職業に就くだろう」ー。これは米デューク大学の研究者キャシー・デビットソン氏が2011年8月、ニューヨークタイムズ紙のインタビューで語った予測である。
この冒頭を読んで、考えさせられました。
私たちが今、子どもに就いてほしいと思う職業は将来なくなってしまっているかもしれないのだと…。
そして、今はない職業に就いている可能性の方が高いのだと。
この本では、授業がデジタルで学べるようになってきているということなどを指摘しています。
今現在、海外の一流大学の授業がインターネット上で無料で受けられるとのこと。
しかもその授業は、授業動画や資料を見られるだけではなく、通常の授業のように宿題やテストがあり、授業を終了すると”修了証”をもらうことができるとのこと。
おそらく近い将来、小学校以上の子どもは一人につき一台、タブレットなどの何かしらの情報端末を持つこととなるでしょう。
そして、このタブレットなどを使った学習が中心になるでしょう。
すごい世の中になりつつあります。
私たち親が持つ、従来の教育の常識は通用しなくなっているのだな、と思いました。
21世紀型スキル
21世紀を生きる子供たちが必要な能力として、ATC21Sという米国、フィンランド、オーストラリアなと6カ国の政府と大学、産業界による国際組織が定義したものとして、
<思考の方法>
・創造性と革新性
・批判的思考、問題解決、意思決定
・学習能力、メタ認知
<仕事の方法>
・コミニュケーションと協働
<仕事の道具>
・情報通信技術(ICT)と情報リテラシー
<世界で暮らすための技術>
・市民性
・生活と職業
・個人的および社会的責任
をあげています。
これらのスキルを身につけるためには、従来の教育では不十分でしょう。
日本の教育も徐々にICTを使った教育にシフトしていくとは思いますが、世界からみるとまたまだ遅れをとっているように思います。
ここは家庭で補う必要があるのかなと。
親がこの現状を把握し、グローバルな世の中に対応しうるべき教育を子どもに与える必要があるのかと思いました。
その環境はネットに繋がって、必要な情報端末がありさえすれば実現できます。
親の役割としては、子どもが優れた学習が行えるよう、うまく誘導してあげればいいのだと思います。
まとめ
子どもたちには、将来自分の力で生きていける人間に育っていってほしいです。
これらの21世紀型スキルを身につけていってほしいと思います。
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