【読んだ本】キッザニア流!体験のすすめ
キッザニアといえば子どもが職業体験をすることができる、有名なテーマパークです。
キッザニアで職業体験出来るのは3歳から15歳までの子ども、と年齢にしばりがあります。
我が家はまだいったことがないのですが、上の子が5歳で下の子が3歳。そろそろ行くのを検討してみてもいい頃かと思い、まずはこの本を読んでみました。
<日本でのキッザニア誕生秘話>
著者の住谷栄之資さんは、外食産業の社長を引退してしばらく経った頃、「子どもに職業体験を提供するテーマパークがメキシコにある」との情報をアメリカの友人から聞いて、「よくわからないけれど、おもしろそうだ」と勘だけを頼りにメキシコに飛んだそうです。
ものすごい行動力です。
日本に戻ると今度はお孫さんを連れて再度メキシコに飛んで、どんな反応を示すか確かめたそうです。
すると、メキシコの母国語であるスペイン語をまったく分からなくても見よう見まねで職業体験をし、すぐにあきるどころか、一日中さまざまな職業に挑戦し続けたそうです。
「これは、日本でも求められている!」と直感したそうです。
<ちょっと困った保護者について>
読んでいてドキッとした箇所です。
ここで、ちょっと困った保護者について述べておきましょう。
各アクティビティでは、一度予約を入れたあと、気が変わったり自信がなくなったなどの理由で「やっぱりやめます」と子どもが言ってきた場合、子どもの気持ちを尊重し予約をキャンセルしています。
そんなとき、「どうしてキャンセルするの? いいからやりなさい」と 無理強いする保護者が少なからずいるのです。さらに、 「私に確認してからキャンセルしてください」とスーパーバイザーに詰め寄る保護者も。 キッザニアは子どもが職業体験を通して自主性や社会性を学ぶ場です。人と触れ合いながら自分自身と向き合う機会を提供する場です。保護者のみなさんも、子どもたちの自主性やそのときどきの気持ちを尊重し、大らかな気持ちで見守ってあげてください。そんなに焦らなくても大丈夫です。子どもはゆっくりゆっくり自分のペースで成長していくのですから。
ついつい口を出してしまいそうになりますが、見守ることが大事なのですね。
この本ではキッザニアのこと以外にも、子育てで気を付けなくてはいけない「過保護、過干渉」のことも書かれており、気を付けなくてはと身をつかまされました。
静岡からは遠いですが、近々子どもたちを連れて行ってあげたいと思います。
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