【すごすぎ】「灘→東大理Ⅲ」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方 を読みました
「灘→東大理Ⅲ」の3兄弟を育てた母の秀才の育て方/佐藤亮子著を読みました。
この方すごいですね。子育て、特に子供の教育に掛ける情熱・熱意が半端じゃないです。
東大理Ⅲといえば日本の大学の最難関ですから、3兄弟ともそこに合格したというのはすごいことです。
お子さんが4人もいて、上の3兄弟は灘中・高→東大理Ⅲ、下の娘さんも難関私立高に現在在籍しており、東大理Ⅲを狙っているとか。(下の娘さんについてはこの本には記載がありませんが)
この本が話題になっていたのは知っていました。賛否両論あることも。
Amazonのレビューでも点数は3.0となっており、星5つを付ける人と星1つを付ける人がくっきり分かれています。
実際自分で読んでみて、確かに賛否両論分かれる本だと感じました。
全体的には参考にできるところがたくさんあったと思うので、参考にできるところは真似して子供に合うように応用して、良くないと思うところは反面教師としてとらえればいいのかな、と思いました。
この本の中で参考にしたいところ(真似したいところ)と参考にしたくないところ(良くないと思うところ、反面教師にしたいところ)をまとめてみました。
参考にしたいところ(真似したいところ)
・習い事は必ずゴールを決めてから始める
・習いごとは親も一緒に始める
・生活の一部に勉強があるような動線をつくる
・散歩のときは事典を持ち歩く
・自分の読書は家事よりも優先させる
・歴史の導入はマンガに頼る
・お母さんも抜くところは抜く
・朝はニコニコ、絶対に怒らない
参考にしたくないところ(良くないと思うところ、反面教師にしたいところ)
・お手伝いはさせなくていい
→お手伝いは絶対にさせた方がいいと思います。家族の一員として、やるべき役割は持たせるべきだと思います。将来家庭を持った時に、良くない影響が出ると思います。
・母がテスト期間のスケジュールを立てる(中学・高校編)
→これが小学生編で、中学受験のためにスケジュールを立ててあげるのはいいと思うのですが、中学・高校編で母親がテスト勉強のスケジュールをたたてあげるというのはちょっと…。
スケジュールの立て方を最初に教えてあげて、あとは子ども自身が勉強スケジュールを立てて、親はたまに出来ているかチェックしてあげる程度がいいのではないでしょうか。
自分でスケジュールを立てるというのは社会人になってからも大事なスキルですし。
・よっぽどのとき以外は叩かない
→このこと自体は賛成できるのですが、実際読んでみると、叩いているのがよっぽどのときじゃないです…。
娘さんがいいかげんに解答したから怒ってノートでバシバシたたいたとか…。
年に1~2回と書いてありましたが、こんな基準で叩いていたのであればもっと叩いているか、お子さんがよっぽど聞き分けがよかったから叩く機会が少なかったのどちらかなのではと思ってしまいました。
まとめ
内容は賛否両論あると思いますが、いいところは真似して取り入れて、真似したくないところは反面教師とするのがいいのかと思います。
子育てにかける情熱に関しては尊敬に値すると思いますし、参考になる部分もたくさんありました。
この方が書いた他の本も読んでみたいと思いました。
Googleアドセンス336×280
関連記事
-
-
【1週間で10時間まで】動画やゲームをする時間を制限することにしました
今までは、子どもたちがタブレットでYouTubeをみたり、マインクラフトなどのゲームをやる時
-
-
「迷ったら、ニつとも買え!」(著:島地勝彦)を読んで
「迷ったら、ニつとも買え!」(著:島地勝彦)を読みました 読んで印象に残ったところ 一般的に
-
-
グローバルな子育てとは何か
アグネス・チャン著、スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法 を読みました。
-
-
学級崩壊について考える
近年、学級崩壊が問題となっています。 小学生になったばかりの1年生が教員の話を聞かなか
-
-
【お気に入りの知育菓子 】ねりキャンランド
我が家の娘たちは、ねりキャンランドというクラシエフーズから発売されている知育菓子が大好きです。
-
-
【おこづかいについて考える】我が家ではこんなふうにおこづかいをあげてます
おこづかいはいつからあげ始めるのがいいのか? おこづかいを子供にいつからあげはじめようか、とい
-
-
育休世代のジレンマを読んで
「育休世代のジレンマ」(著:中野円佳)を読みました。 とても考えさせられる内容でした。
-
-
ドラえもん Doraemonは楽しみながら英語が学べて素晴らしい!
英語と日本語が併記されている英語版漫画は楽しみながら英語の勉強ができる 最近、ドラえもんの漫画
-
-
小学校ってこんなに宿題が出るの?Z会や習い事との両立を考える
忙しすぎる小学生 私たちが小学生の時ってこんなに宿題、出てたかな? というぐらい、小
-
-
お手伝い至上主義でいこう!を読みました。
この本はオススメです。 著者は、子育てにはヒマ・ビンボー・オテツダイが大事だと書いています