お手伝い至上主義でいこう!を読みました。
この本はオススメです。
著者は、子育てにはヒマ・ビンボー・オテツダイが大事だと書いています。
ヒマの効用は、ヒマこそが、自律と発想を生む。
ビンボーの効用は、足りないことが何より意欲を生む。工夫や計画性、トレードオフや交渉力に加えて、他人との関わりやコミニュケーション力にもつながる。
オテツダイの効用は、すばり就職力のアップ。段取り力や意思決定力が培われるため。また、お手伝いをしっかりする子は道徳心や正義感が非常に強い、学力が高い、という傾向がある。
とのこと。
ヒマに関してですが、習い事は1つか2つぐらいにして、学習塾も本人がどうしても行きたいと言わない限り行かせないようにしようと思いました。
ビンボーに関しては、私の子供たちはまだ3歳と5歳なのでまだおこづかいをあげていないのですが、おこづかいはあげすぎないようにしようと思います。
オテツダイに関して、お手伝いはさせると余計な手間がかかってしまうので、余裕があるときにしかさせていませんでしたが、出来るだけさせたいです。
この本に出てくるエピソードとして、小5の娘さんに、10万の予算を与えて1泊2日の家族旅行の企画をさせたというのがありましたが、我が家でも是非取り入れたいと思いました。
限られた予算の中で、何を重視してトレードオフしていくか、というのはものすごい経験になりそうですね。
大学生になった娘さんが一人暮らしをするために下宿先を決めるというエピソードも面白かったです。
親がついつい決めてきてしまいそうですが、娘さん一人で情報収集をし、一人で物件を見学しに行って決めたとのこと。(最終的に決めるのに親の判断はありましたが)
やはり、いろいろやらせてみるものですね。
それが生きた経験となるわけです。
大きな柵の中で羊のように育てるというのがこの子育てのイメージとのこと。
放任するわけでもなく、構いすぎるわけでもない。
家庭の決められたルールの中ではみ出さない限りは自由にしていい。
まとめ
子育てって、最終目標は子供を自立させることだと思うのて、この著者の子育て論は正しいと思います。
勉強ばかりさせてお手伝いなどをさせていないと、いつまでも自立出来ない子に育ってしまいそうです。
この本を参考に、子育てをこれからどうやっていくか、考えて、実践していきたいと思います。
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