子供に宿題をやらせたい時には、絶対に「宿題やりなさい」とは言わない方がいい
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子育て
子どもが学校から帰ってきて、たくさん宿題が出ているにもかかわらず、なかなか宿題に取り組まないことってよくありますよね。
ついつい「宿題は、やったの?」「そろそろ宿題やらないとまずいんじゃない?」
と言いたくなります。
でも、「宿題やりなさい」って言われると余計やりたくなくなった経験ってありませんか?
私は子どもの頃そうでした。
親から「宿題はやったの?」と言われて、
「もう少ししたらやろうと思っていたのに、やれと言われたらやりたくなくなった」
そういうことがしょっちゅうありました。
なので、自分が親になったら「宿題やりなさい」とか「勉強やりなさい」とかいうのはやめようと思っていました。
我が家の場合、宿題以外にもZ会の勉強もありますし、ピアノの練習もあります。
「勉強しなさい」「ピアノの練習しなさい」とついつい口うるさく言いたくなってしまうのですが、
でも、それを言うのを我慢して、他の言葉に言い換えるようにしています。
「宿題やりなさい」「勉強やりなさい」の代わりにいう言葉
私は、「宿題やりなさい」「勉強やりなさい」という代わりに、「やる(べき)ことをやりなさい」と言うようにしています。
学校から帰ってきたあと、おやつを食べて、しばらく遊んでいてなかなか宿題やZ会の勉強に取り組まないようだと、
「そろそろやることやった方がいいんじゃない?」
と声をかけるようにしています。
なぜ「やる(べき)ことをやりなさい」といった方がいいのか?
勉強に対しての拒否反応を引き起こさせないようにするためです。
「宿題しなさい」「勉強しなさい」では勉強に対する拒否反応が起きてしまう恐れがあります。
でも、「やる(べき)ことやりなさい」には宿題や勉強はもちろん含まれていますが、他にもピアノの練習や、家のお手伝いなども含まれています。
それら全てをひっくるめて「やるべきこと」なのです。
実際に「やる(べき)ことやりなさい」と言ったら子どもはどんな反応を示すか
うちの子の場合で恐縮なのですが、
「やることやってから好きなことしたら?」
と言うと、
「ああ、そうだね」
と素直に受け入れるか、もしくは
「この遊びが終わってからやるよ」とか「〇時〇分からやるよ」
と言います。
今のところ拒否反応は出てないと思います。
「やるべきことを先にやってから好きなことをしたら?」
これは魔法の言葉だと思います。
この言葉は比較的子供に受け入れられやすい言葉だと、使っていて感じます。
もちろん万能の言葉ではないですが、勉強に対する拒否反応を引き起こしにくいと思います。
もし、日々「宿題やりなさい」とか「勉強やりなさい」と言ってしまうことがあれば、
意識して「やる(べき)ことやりなさい」「やることやってからにしようか」「やるべきことを先にやってから好きなことしたら?」
と言葉を置き換えて言ってみることをおすすめします。
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