学級崩壊について考える
近年、学級崩壊が問題となっています。
小学生になったばかりの1年生が教員の話を聞かなかったり、授業中に立ち歩いたりすることで、授業が成立しない「小1プロブレム」が問題になっていたりもします。
高学年にもなれば思春期が始まり、難しいお年頃となります。
いつ自分の子のクラスで起きてもおかしくない問題なわけで、もしわが子のクラスで学級崩壊が起きたとしたら、親として何が出来るか考えてみました。
どうやって学級崩壊に気づくか?
そもそもどうやって学級崩壊に気づくものなのでしょうか?
一つに、子供からの訴えがあるかと思います。
「授業中みんながうるさくしたり立ち歩いたりしていて授業にならない」「他のクラスより授業が遅れている」など。
そうすれば、他の保護者とも連絡を取って事実を確認できるかもしれません。
しかし、これは子どもが学校の話をいつもしっかりしてくれることが前提にないとできません。
もしくは、授業参観で実際の授業をみて学級崩壊に気づくということがあるかもしれません。
学級崩壊が起きていることに気づいたら親として何が出来るか?
学級崩壊が起きていることに気づいたら親として何が出来るでしょうか?
まずは、「学校に相談する」ということがあると思います。
相談してみないことには話が先にすすみません。
出来れば他の保護者とも連絡を取って数人で相談した方がいいでしょう。
一人の保護者からの相談よりも数人の保護者からの相談の方が学校側も真剣に受け止めてもらえる可能性が高くなるでしょうから。
誰に相談する?
それでは誰に相談すればいいのでしょうか?
担任?管理職?
私は管理職の方に相談するのがいいと思います。
学級崩壊が起きてしまったら、一担任の力だけでは立ち直らせるのは困難でしょうから。
相談する管理職としては、校長や教頭(副校長)、もしくは主幹教諭という立場の人などに相談すると良いでしょう。
とにかく、教員の上の立場の人に相談します。
学校に電話して、「わが子のクラスが乱れていて(乱れていると聞いて)学級崩壊状態ではないかと心配しているのですが、上の立場の方と相談させていただきたい」といえば、この問題を相談するにふさわしい立場の人と相談ができることでしょう。
学校としてはどんな対策がとれるのか?
担任を持っていない教員を副担任として配置したり、もしくは副担任とは言わないまでも、頻繁にそのクラスを見回るということが出来るでしょう。
そうすれば、立ち歩く子や騒ぐ子の注意が出来るので、改善の方向に行くでしょう。
担任の先生にアドバイスして、席替えを意識的にするということもできるでしょう。
騒ぐ子の席を離すことで、クラスの雰囲気ががらりと変わる可能性があります。
担任の先生に頻繁に研修に行かせて、研修に行っている日は他の教員が授業をする、というのも効果があるかもしれません。
それでも改善しなかったら?
学校がいろいろ手を尽くしてくれても学級崩壊が改善しなかったら…?
保護者が持ち回りで授業を見回る、というのが効果があるかもしれません。
特に、騒ぐ子の保護者が見回りに来てくれたら効果は絶大の可能性が高いです。
これには保護者の団結が必要なのでなかなか難しいかもしれませんが…。
でも協力してくれる保護者だけでもいいので、これが出来ると改善の方向に行く可能性は高いと思います。
いかがでしょうか。いざ、わが子のクラスが学級崩壊になったら親として何が出来るか考えておくのは悪くないことだと思います。
まずは、学校のことを普段から話してくれるようにする習慣からつけるのが大事なことかな、と思います。
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